kintoneで「勤怠記録」を自動的に行う仕組みを作るシリーズ、導入編であるvol.0を除いた実質の手順記事は全6回で完成しました。
蛇足かもしれませんが、各回の解説などをここでまとめておきます。
vol.1 「出勤データ」だけを記録するkintoneアプリを作るよ
まずはkintoneアプリを「はじめから作成」するところを紹介しています。
詳しい解説は省いているもののAPIトークンの生成手順も紹介しているので、勤怠記録アプリに限らずkintoneアプリを初めて作ってみる方に読んでいただきたい回です。
vol.2 職員のマスターデータのkintoneアプリを作るよ
このシリーズでは勤怠記録だけに特化していますが、このようなマスターアプリをひとつ独立させて作っておくと、勤怠記録以外のアプリを作る際にもマスターデータを共用できますし、職員データの追加や編集もマスターアプリだけに行えばよくなります。
vol.3 kintoneアプリとkViewerビューを関連付けるよ
FormBridgeから勤怠データを報告してもらう場合には、手入力による氏名などの表記揺れがあると集計の際に作業工数が増えてしまいます。
入力させる項目は最小限のユニークキーだけにし、そこから紐付けられるデータはkViewerを通じてマスターアプリから自動入力するようにしましょう。
vol.4 FormBridgeで出勤データを報告するフォームを作るよ
勤怠データを報告してもらうためのフォームを実際にFormBridgeで作成する手順を紹介しています。
vol.3で関連付けたマスターアプリのデータをフォーム上に連動させるためのkViewerルックアップフィールドの設定手順と実装のサンプルについても解説しています。
vol.5 退勤データを記録するkintoneアプリと、退勤データを報告するフォームを作るよ
vol.4までの時点では「出勤データ」しか考慮していなかったので、同様に「退勤データ」を扱うためのkintoneアプリやFormBridgeフォームを作る必要があります。
類似のアプリやフォームは、既存のものを再利用するようにしましょう。
vol.6 複数のkintoneアプリのデータをkrewDataでくっつけるよ
出勤データを記録するkintoneアプリのデータと、退勤データを記録するkintoneアプリのデータは、それぞれ「ファイルに書き出す」を行ってCSVファイルを取り出して、Excel上でなんとかしたり何らかの勤怠管理ツールにインポートしたりしてもいいのですが……krewDataプラグインを使える環境であればそれもkintone上で自動化することができます。
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